新・使用上の戯言

意味がない、という意味を求めて紡ぐ、無意味な言葉の連なり。

2008年10月

はいどうも、

キング・オブ・小市民、

使用上の注意です。

どうせオレの器はちっさいですよ。



というワケで本日の戯言は連続ブログ小説

『地図にない場所』第14話。

最初からまとめて読みたい方はコチラからどうぞ。

それでは早速。








『What is answer?』

それからボクとカネさんは、

これからのコトを二人で話し合った。

ボクはウエさんとマツさんも誘ったんだけど、

二人ともせっかくここまで並んだんだから

この先どんな結論が待っているのか確かめたい、

といってボクらの提案を受けなかった。



ボクが渋滞に並んでた4年間、

何かと助けてくれたウエさんや

ときには説教もしてくれたマツさんと

サヨナラするのは寂しかったけど、

これ以上ココで並び続けるのはやっぱり

違う気がしたから、仕方がない。

「誰にだってジブンの道をジブンで決める権利ぐらいあるさ、

 たとえそれが間違っていようとも」

そういってカネさんは笑ったけど、

ボクらの決断が間違っていない保証なんてどこにもない。

逆に、ボクらの方こそ間違っている可能性だってあるんだから。



でも、渋滞からの脱出を決意した興奮からか

鼻の穴をふくらませて落ち着きのないカネさんを見ていると、

それがどうでも良くなってくるから不思議なモノだ。

どっちが正しいとかどっちが間違ってるとか、

それを決めるコトさえ馬鹿げたコトのように思えてくる。

結局人生に積み上げられた決断と結果が、

正解なのか不正解かなのかなんて誰にも分からない。



つづく。




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はいどうも、

(会社への)ロイヤリティ充填用ぉ?意!

なにぃ?なくなった?よく探せ!!

使用上の注意です。

ってか、やってらんねー。

何だコレ。



というワケで本日の戯言は「v.s.[ピー]。」。

それでは早速。



ウチの会社は[ピー][ピー][ピー]だから、

結局いつも[ピー][ピー]になっちゃうお茶目さん。

で、[ピー][ピー]のオレとかにきて、

最後は[ピー]で、終了。



今の気分を一言で表せば、

「ノーマネーで、フィニッシュです」とか、

「ベンチがアホやから野球ができひん」とか。

以上、自主規制満載でお届けしました。

それじゃ



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はいどうも、

眠いダルい世知辛い、

使用上の注意です。

ガンバれ、オレ。



というワケで本日の戯言は連続ブログ小説

『地図にない場所』第13話。

最初からまとめて読みたい方はコチラからどうぞ。

それでは早速。








『the agreement』

頭を鈍器のようなモノで殴られた気がした。

なんてコトはなかったけれど、

こうもハッキリ現実を突きつけられると

それなりに面食らうモノだ。

というコトをボクはそのとき知ったけど、

それは余談だ。



とにかく、カネさんの主張には説得力がある。

というよりもまるで“カラスは黒い”とでも宣言するような、

正しくて当たり前の主張だった。

でもそれは同時に、ボクにとって

スグには受け入れられない主張でもあった。

なぜならそれを認めてしまうと、ボクの4年間が

全く意味のないモノになってしまうからだ。

「今まで何のために並んでたんだ!ってか?」



カネさんは怪人21面相なんかじゃなく、

エスパーなのかも知れない。

ボクの不安をズバリ言い当てる。



「じゃあ、オマエは今までみたいに

 矛盾の上で矛盾した人生を肯定し続けるのか?

 決断して、行動するコトに遅いも速いもないぜ?

 だけど、現状を肯定し続けても変化はない。

 何もしなけりゃ何も変わらないんだよ。」

エスパー・カネさんのコトバは正しい。

正しいがゆえに、強い。

そして強いがゆえに、ボクの鎧を

ひとつずつ確実にぶっ壊していく。

最後はボクの心がむき出しになり、

もううなずくしかなかった。



つづく。




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はいどうも、

普段は社内作業ばかりで座りっぱなしなのに、

滅多にない外仕事で一日立ちッパだった、

使用上の注意です。

今日は、寝る。

だって明日も立ちッパだから。



追伸:

今日の筋肉痛がもう始まってて、

喜んで良いのか悲しむべきなのか

判断に苦しみ中。

それじゃ。

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はいどうも、

やっぱ、友だちの年収は聞くモンじゃねぇな…、

使用上の注意です。

べ、別に悔しくなんてないんだから!



というワケで本日の戯言は連続ブログ小説

『地図にない場所』第12話。

最初からまとめて読みたい方はコチラからどうぞ。

それでは早速。








『my life』

『ちょ、ちょっと待ってよ。こんなところで

 道を外れちゃったらそれこそ無事に生きられるかどうか…』

「いや、よく考えてみろよ。そもそも

 オレたちは一度道を外れたじゃないか。

 でもこうしてちゃんと生きてる。だろ?

 だからこの道を外れても大丈夫だ。」

カネさんは自信満々にそう言う。

(大丈夫だって言われても、

 根拠はどこにあるんだろう…)

ボクはそう思わずにはいられない。



そんなボクを見かねたのか、

カネさんはなおも意気揚々と話を続ける。

「じゃあさ、今オレたちが並んでるこの道の、

 “前”はどっちだ?」

『そんなの決まってるじゃないか。

 ボクがここに来たときから並んでた

 ウエさんとかマツさんの方が、前さ』

「それは誰が決めたんだよ?オマエか?

 ウエさんか?マツさんか?それともオレか?」

ボクは返す言葉がない。

だって前に、といってもこの場合の“前”は

“以前”という意味の“前”だけど、

書いたようにボクは、高速道路を飛び出しても結局、

ジブンが誰かの決めた道の上にいるっていう

残酷な現実に気づいていたから。

「な?やっぱりここにいる限り、

 オレたちは誰かの意思から逃げられない。

 それはホントにジブンの人生って言えるのか?」



つづく。




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はいどうも、

最近Netbookっていうミニノートパソコンが

やたらと流行ってるんだけども、

PCにせよ携帯にせよスペック至上主義な人間にとって

このNetbookってのは非常に

中途半端だなぁと思わずにはいられないのに、

ただ“流行ってる”ってだけで食指が動いてしまうのは

悲しい人間の性だねぇ、なんて考える暇があったら

「なぜNetbookがここまで注目されて売れてるのか」を

考えてた方がマーケティング的にも

参考になるんじゃないかと思い直して改めて考えるに、

どうやらデスクトップPCやノートパソコンをすでに

所有している人の“二台目需要”が大きいらしく、

外出先のちょっとしたスキ間にWebを閲覧したり

メールチェックをしたりするニーズが大きいというワケで、

PCはデスクトップを使ってて上にも書いたような

スペック至上主義者のオレだってNetbookベンダーが

想定しているターゲット層の一人だというコトに

気づいたら少しだけ嬉しくなったんだけども、

結局外出するときにチャリンカー(自転車で移動する人)で、

かつ常に目的地と自宅の直行直帰を心がけているオレにしたら

結局あんまり使うシーンがイメージできないね、って

考えてた、会議中に、

使用上の注意です。

別にタイトルにあるような、

Netbookと二人で会議してたワケじゃあないよ?



あと、別に辛口力作批評ブログで有名な

き○こを意識したワケでもないよ?

とういか、きっ○のブログになんて、

とてもじゃないけど及ぶワケがないよね。

悲しいけれど、これって現実なのよね。



で、本題はNetbookだったんだケド、

もういいや。

また機会があれば書いてみようそうしよう。

それじゃ

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はいどうも、

出る杭は打たれるが、

出過ぎた杭は打たれない、

使用上の注意です。

だって、上から打てないほど突き抜けてるから。

でも、コレは誰かの受け売り。

と、同時に、my短期的目標。



というワケで本日の戯言は連続ブログ小説

『地図にない場所』第11話。

最初からまとめて読みたい方はコチラからどうぞ。

それでは早速。








『a amazing offer』

そうしてるうちにいつの間にか日が暮れて、

月が出て風が吹き、そしてまた朝日が昇る。

何十回かそんな時間を繰り返したある日、

ボクの肩をちょんちょんと叩く人がいた。

後ろを振り返ってみるとカネさんが、

鳩が豆鉄砲で撃たれたような顔をして立っている。

いや、ボクは鳩が豆鉄砲で撃たれたところを

見たコトはないんだけども。



というか突然肩を叩かれたオドロキよりも、

カネさんが世にも奇妙な顔をしていたコトよりも、

いつの間にかボクとカネさんの後ろに何百人も

人が並んでるコトに一番ビックリした。

カネさんはそんなボクの衝撃なんて、

お構いなしに話し出す。



「なぁおい、アレから考えたんだけどさ、

 もしオレたちがこの道から外れたらどうなると思う?」

正直に言おう。ボクにその発想はなかった。

カッコつけて言うと、ボクはいつの間にか

飼い慣らされていたのかも知れない。

誰に?って聞かれたら答えに困るけど、

とにかくボクにとってカネさんの疑問は、

それくらい斬新で前衛的だったってコトだ。

そして軽くめまいを感じながらボクは、

必死になって反論したのだった。



つづく。




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はいどうも、

「目立て」って言われてもにゃー、

使用上の注意です。

組織の中で埋没するのがはたして

どこまで悪なのか。

そして目立つコトが善なのか、

いまいち自信が持てん。

というか善悪の問題じゃないな、コレ。



というワケで本日の戯言は「自己成長論。」。

それでは早速。



組織の中でどこまで存在感を発揮できるか。

それがジブンの成長につながる命題、らしいよ。

シゴトというベクトル上の成長とは何か。

まずはそこから考えてみよう。



1.必要不可欠の人材と思われるコト。

 そのシゴトには、あるいはその分野には

 そいつが絶対に必要だ、とか思われるコト?



2.新規の案件を「まずアイツに任せてみよう」と思わせるコト。

 何か新しい案件が発生したとき、

 それを任せて貰えるコト?



3.社内外の人間から頼られるコト?

 困ったときとか弱ったときに、

 とにかく助けを求められるコト?



4.一人で完遂できるシゴトの種類が増えるコト?

 対内・外折衝とかライティングとかディレクションとか、

 完成まで持っていけるツールの種類とかが増えるコト?



とりとめもなく考えてみたけど、

“シゴト上での自己成長”ってこんな感じかしら?

そもそもオレはどんなジブンになりたいのか、

っていうのが明確に見えている上で、

そこに近付くコトを「成長」って言うんだよね?

となると、オレはどんなジブンになりたいんだろう?



頼られる人っちゃそうだし、

任せられる人っちゃそうだし、

そもそも誰かに評価される人ってか?

それってどれも、誰かに認められるってコトかもね。

人は評価されたがる、か。



被認知欲求って奴よね。

もっとオレを見て!!ってか。



さぁ、今日からまた1週間が始まるよ。

刺激出して影響与えてシゴトを任せて貰えるように、

そして何より分かり易い評価軸・お給料を貰えるように、

頑張って働きましょう。

ジブンが何になりたいとか考えるのは

もう少し後でも良いかも知らん。

今、目の前にあるシゴトを次から次へと片付けて、

その過程でジブンが「やりたい!」と感じたコトを織り交ぜて、

ジブンの引き出しを増やせるだけ増やしてから、

ゆっくりじっくりジブンの進路を考えよう。



意外と今とは全く違う世界にいたりして。

まぁ、それもまた良し。

それじゃ。







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はいどうも、

食事の時口を閉じずに

クチャクチャ食べる奴を見ると

ものスゴく腹が立つ、

使用上の注意です。

まったく、親の顔が見てみたい。



というワケで本日の戯言は連続ブログ小説

『地図にない場所』第10話。

最初からまとめて読みたい方はコチラからどうぞ。

それでは早速。








『a silent scream』

確かに怪人21面相の言う通り、

あ、いや、カネさんの言う通りなのだ。

それがどんな道であれ道には違いない。

というコトはつまり誰かがその道を造ったというコトであって、

どう考えてもそこにボクやカネさんの意思はない。

4年前にボクは、誰かの決めた道を行くのがイヤになって

ジブンの意思で飛び出したつもりだったけど、

結局また誰かが決めた道の上にいる。

そう考えると高速道路を飛び出してしまったコトが

二度と取り返しの付かない失敗のように思えて、

過去のジブンを全否定してしまうような気がして、

泣きたくなるから目を背けてた。

だけど、やっぱりどれだけ目を背けても現実は変わらない。



っていうコトもボクはもう知っていた。

でもその結論に達するたびにボクは、

(じゃあどうすればいいんだよ!!)って

叫んでた、心の中で。

で、結局鈍い輝きを放つ冷たい現実の前に

なす術もなく立ちつくすのが、お決まりのパターンだったのだ。

だからボクは叫んでみた。

今度は口に出して、カネさんに向かって。

『じゃあボクは、ボクらはどうすればいいの?!』

すると怪人21面相は変装のネタが尽きたのか、

無表情でうつむくばかりだった。



ボクは黙ってウエさんの方へ体を向けた。



つづく。




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