はいどうも、
サンマの塩焼きが食卓に並んだある夜のこと、
絶妙の塩加減で大変美味にサンマを頂き、
さぁ苦行に臨もう(お皿を洗おう)と席を立って、
食器に残されたサンマの骨と内臓と頭をふと見たら
彼(サンマ)と目が合った、
使用上の注意です。
死んだ魚の目をしていたZE!
Hahaha!アメリカンジョーク!!
しかし次の瞬間、こいつ(サンマ)にも家族がいたのだろうかと、
愛する嫁と可愛い子供たち、少し気を使う義理の両親や心なしか
年老いて若かりし頃の元気がない実の両親、気のおけない地元の
ツレ・同級生に職場の同僚、イヤな上司とか慕ってくる後輩、
デキの悪い部下からドロドロの昼メロ展開に陥った愛人(1号&2号)まで、
色んな関係各位がこいつの生前には関係していたんだろうなと。
ひょっとしたらオレが食べてしまったこいつ(サンマ)は、
同じく嫁に貪られたあいつ(サンマ)の親友で、
「オレのコトはいい!お前だけでも生き延びろ!」
とか叫ぶこいつ(サンマ)を助けようとして、
「バカ言うな!オレとお前はいつも一緒だったじゃないか!
だったら死ぬ時だって同じだ!!」なんて叫んでたのかも知れん。
轟音を立てて巻き上げられる定置網が、こいつ(サンマ)と
あいつ(サンマ)を運び去ったその後で、たまたま惨劇を見ていた
こいつ(サンマ)の子供たち(幼稚園児のサンマ)が必死に
「お父さ~ん!行かないで~!!」とか追いかけてたりして。
で、こいつ(サンマ)の葬式がしめやかに営まれる昼下がり、
いつも下卑な笑いをたたえたイヤな上司もこの時ばかりは神妙な
顔をして参列し、先輩も同僚も部下も後輩も口々にお悔やみの
言葉をこいつ(サンマ)の嫁(サンマ)にかける中、
突如式場に現れたこいつ(サンマ)の愛人(サンマ)1号。
事情を聞いていた同僚(サンマ)は空気を読んで、
そっと愛人(サンマ)1号を式場の外に連れ出して
耳元でこう言ったのだろうか。
「ここはキミみたいな奴(サンマ)がくるところじゃない。
愛人は愛人らしく日陰であいつ(サンマ)を悼みなさい。」
「で、でも、あの人はいつか奥さん(サンマ)と別れて
私(サンマ)と一緒になってくれるって…。言ってくれてたのよ!」
すると鬼の形相をした女(サンマ)が一人(一匹)、
ものすごい勢いで二人(二匹)に歩み寄る。
その姿は愛人(サンマ)2号。
「ちょっとアンタ(サンマ愛人1号)、あの人(サンマ)はアンタ
(サンマ愛人1号)の体が目当てだったのよ。その証拠にワタシ
(サンマ愛人2号)とも毎週肉体関係があったんだから!」
「ウソ!ウソよ!!いつもあの人(サンマ)はベットで
お前(サンマ愛人1号)だけだよ、ってささやいてくれて…。」
「はっ、どこまでもバカな女(サンマ愛人1号)ね。
アンタ(サンマ愛人1号)は騙されてただけなのよ。」
男(サンマ)なんてみんなそう。いつも体だけ…」
「アナタ(サンマ愛人2号)…。。。」
その様子を物陰からじっと見つめるこいつ(サンマ)の嫁(サンマ)。
その目は狂気をたたえ、ギリギリと音が立たんばかりに
歯を食いしばり、握りしめた両の拳(ヒレ)は固く
握りしめられていた。
次週、テレビサンマ昼の愛憎劇場第8話「復讐の女(サンマ)」。
と、そこまで考えた末に皿を洗いながら「初物は美味かったなぁ」
と感慨にふけりつつゴミ袋のクチをギュッと縛って捨てた。
それじゃ。
サンマの塩焼きが食卓に並んだある夜のこと、
絶妙の塩加減で大変美味にサンマを頂き、
さぁ苦行に臨もう(お皿を洗おう)と席を立って、
食器に残されたサンマの骨と内臓と頭をふと見たら
彼(サンマ)と目が合った、
使用上の注意です。
死んだ魚の目をしていたZE!
Hahaha!アメリカンジョーク!!
しかし次の瞬間、こいつ(サンマ)にも家族がいたのだろうかと、
愛する嫁と可愛い子供たち、少し気を使う義理の両親や心なしか
年老いて若かりし頃の元気がない実の両親、気のおけない地元の
ツレ・同級生に職場の同僚、イヤな上司とか慕ってくる後輩、
デキの悪い部下からドロドロの昼メロ展開に陥った愛人(1号&2号)まで、
色んな関係各位がこいつの生前には関係していたんだろうなと。
ひょっとしたらオレが食べてしまったこいつ(サンマ)は、
同じく嫁に貪られたあいつ(サンマ)の親友で、
「オレのコトはいい!お前だけでも生き延びろ!」
とか叫ぶこいつ(サンマ)を助けようとして、
「バカ言うな!オレとお前はいつも一緒だったじゃないか!
だったら死ぬ時だって同じだ!!」なんて叫んでたのかも知れん。
轟音を立てて巻き上げられる定置網が、こいつ(サンマ)と
あいつ(サンマ)を運び去ったその後で、たまたま惨劇を見ていた
こいつ(サンマ)の子供たち(幼稚園児のサンマ)が必死に
「お父さ~ん!行かないで~!!」とか追いかけてたりして。
で、こいつ(サンマ)の葬式がしめやかに営まれる昼下がり、
いつも下卑な笑いをたたえたイヤな上司もこの時ばかりは神妙な
顔をして参列し、先輩も同僚も部下も後輩も口々にお悔やみの
言葉をこいつ(サンマ)の嫁(サンマ)にかける中、
突如式場に現れたこいつ(サンマ)の愛人(サンマ)1号。
事情を聞いていた同僚(サンマ)は空気を読んで、
そっと愛人(サンマ)1号を式場の外に連れ出して
耳元でこう言ったのだろうか。
「ここはキミみたいな奴(サンマ)がくるところじゃない。
愛人は愛人らしく日陰であいつ(サンマ)を悼みなさい。」
「で、でも、あの人はいつか奥さん(サンマ)と別れて
私(サンマ)と一緒になってくれるって…。言ってくれてたのよ!」
すると鬼の形相をした女(サンマ)が一人(一匹)、
ものすごい勢いで二人(二匹)に歩み寄る。
その姿は愛人(サンマ)2号。
「ちょっとアンタ(サンマ愛人1号)、あの人(サンマ)はアンタ
(サンマ愛人1号)の体が目当てだったのよ。その証拠にワタシ
(サンマ愛人2号)とも毎週肉体関係があったんだから!」
「ウソ!ウソよ!!いつもあの人(サンマ)はベットで
お前(サンマ愛人1号)だけだよ、ってささやいてくれて…。」
「はっ、どこまでもバカな女(サンマ愛人1号)ね。
アンタ(サンマ愛人1号)は騙されてただけなのよ。」
男(サンマ)なんてみんなそう。いつも体だけ…」
「アナタ(サンマ愛人2号)…。。。」
その様子を物陰からじっと見つめるこいつ(サンマ)の嫁(サンマ)。
その目は狂気をたたえ、ギリギリと音が立たんばかりに
歯を食いしばり、握りしめた両の拳(ヒレ)は固く
握りしめられていた。
次週、テレビサンマ昼の愛憎劇場第8話「復讐の女(サンマ)」。
と、そこまで考えた末に皿を洗いながら「初物は美味かったなぁ」
と感慨にふけりつつゴミ袋のクチをギュッと縛って捨てた。
それじゃ。