はいどうも、
明日はいよいよ待ちに待ったあの日、
使用上の注意です。
そう、4月1日四月馬鹿エイプリルフールだね。
毎年毎年どんなウソをついてやろうか
誰を騙してやろうか嘲笑ってやろうかと、
舌なめずりをしながら悪企んでいるのだが、
やはり生来のお人好し・善人っぷりが災いして
結局誰も騙せずウソをつけずに4/1を終えてきた。
しかし、今年のオレはひと味違う。
今年こそとっておきのウソで世間を「あっ」と言わせてやる。
ただ、当然ながらどんなウソでも良いワケではない。
誰かを傷つけたり世間様にご迷惑をおかけしたり、
そういう誹謗中傷とか実害を与えてしまうウソは良くない。
その辺は良識ある社会人の一人として肝に銘じたいところでして。
ウソをウソだと見抜かれたとき「ガハハ」と笑って飛ばせるような、
可愛らしい悪意のないウソでなければイカン。
そうじゃないと無用の混乱と混迷と混同とを招き、
棍棒を持った暴漢に襲われかねんから。
何よりも自分の体面と世間体と外ヅラを重視するオレにとって、
そんな事態は避けたいのです。
自分の周囲はもちろん、社会全体に実害を与えず、
それでいてネタバラシを聞いた人が臆面もなく大口開けて
「あっ」と驚くような、そういうラインを狙いたいワケですよ。
そう考えると意外や意外、
エイプリルフールとは気軽にウソをつくお気楽イベントでなく、
高度な頭脳と推理と心理のせめぎあい溢れる
サスペンスフルなスペクタクルなのかも知らん。
これは困った。
エイプリルフールを舐めていた。
「四月馬鹿」というのはまさか、ウソをつきたくてもつききれない
オレのような人間を言うのではないか、という疑念さえ頭をよぎる。
ダマされる奴をバカにしようとしたつもりが、
ダマしきれずバカにされるオレ。
何と滑稽な姿よ。
これもイカン。
幼少期より一流のカッコつけとして自他ともに認めるオレとしては、
さりげなくカッコ良く爽やかにいけしゃーしゃーと、
ありもしないがありそうなラインを鋭く突いて、
誰にも怒られないぐらいの罪のないウソをつかねばならん。
男には、やらねばならんときがある。
それが今。
エイプリルフールを翌日に控えた3/31深夜。
まさかそんな運命の日が唐突にやってくるとは知れず、
平和ボケした日常をただダラダラと過ごしてしまった自分に
後悔の念が後から後から湧いてくる。
それでも、やらねばならん。
ねばならん。
かつて、コレほど真剣にエイプリルフールに臨む
三十路過ぎのバカな男がいただろうか。
いるハズがない。
なぜなら、バカげているを通り越してバカだからだ
誰も彼も大人の仮面をかぶってすまし顔だからだ。
いつまでも少年の心を忘れない。
明日、オレは輝く。
限りなく鈍く。
それじゃ。
明日はいよいよ待ちに待ったあの日、
使用上の注意です。
そう、4月1日四月馬鹿エイプリルフールだね。
毎年毎年どんなウソをついてやろうか
誰を騙してやろうか嘲笑ってやろうかと、
舌なめずりをしながら悪企んでいるのだが、
やはり生来のお人好し・善人っぷりが災いして
結局誰も騙せずウソをつけずに4/1を終えてきた。
しかし、今年のオレはひと味違う。
今年こそとっておきのウソで世間を「あっ」と言わせてやる。
ただ、当然ながらどんなウソでも良いワケではない。
誰かを傷つけたり世間様にご迷惑をおかけしたり、
そういう誹謗中傷とか実害を与えてしまうウソは良くない。
その辺は良識ある社会人の一人として肝に銘じたいところでして。
ウソをウソだと見抜かれたとき「ガハハ」と笑って飛ばせるような、
可愛らしい悪意のないウソでなければイカン。
そうじゃないと無用の混乱と混迷と混同とを招き、
棍棒を持った暴漢に襲われかねんから。
何よりも自分の体面と世間体と外ヅラを重視するオレにとって、
そんな事態は避けたいのです。
自分の周囲はもちろん、社会全体に実害を与えず、
それでいてネタバラシを聞いた人が臆面もなく大口開けて
「あっ」と驚くような、そういうラインを狙いたいワケですよ。
そう考えると意外や意外、
エイプリルフールとは気軽にウソをつくお気楽イベントでなく、
高度な頭脳と推理と心理のせめぎあい溢れる
サスペンスフルなスペクタクルなのかも知らん。
これは困った。
エイプリルフールを舐めていた。
「四月馬鹿」というのはまさか、ウソをつきたくてもつききれない
オレのような人間を言うのではないか、という疑念さえ頭をよぎる。
ダマされる奴をバカにしようとしたつもりが、
ダマしきれずバカにされるオレ。
何と滑稽な姿よ。
これもイカン。
幼少期より一流のカッコつけとして自他ともに認めるオレとしては、
さりげなくカッコ良く爽やかにいけしゃーしゃーと、
ありもしないがありそうなラインを鋭く突いて、
誰にも怒られないぐらいの罪のないウソをつかねばならん。
男には、やらねばならんときがある。
それが今。
エイプリルフールを翌日に控えた3/31深夜。
まさかそんな運命の日が唐突にやってくるとは知れず、
平和ボケした日常をただダラダラと過ごしてしまった自分に
後悔の念が後から後から湧いてくる。
それでも、やらねばならん。
ねばならん。
かつて、コレほど真剣にエイプリルフールに臨む
三十路過ぎの
いるハズがない。
なぜなら、
誰も彼も大人の仮面をかぶってすまし顔だからだ。
いつまでも少年の心を忘れない。
明日、オレは輝く。
限りなく鈍く。
それじゃ。