新・使用上の戯言

意味がない、という意味を求めて紡ぐ、無意味な言葉の連なり。

2013年02月

はいどうも、

今の自分はどのぐらい前までの自分になら誇れるのだろうか、

という分かりにくい疑問に囚われている、

使用上の注意です。

うら若き紅顔の少年だったあの頃の俺に、

今の俺は胸を張って「すごいだろ」って言えるのか?

みたいな疑問がふと、突然、降って湧いたワケだ、唐突に。



少なくとも今の今、この瞬間の自分は多分、

小学生の俺に対して面と向かって己を誇ることなんてできない、多分。

当時の俺は自分に対する期待度が高すぎる。

末は博士か大臣かともて囃された俺が、

まさか日々の食い扶持にも困るワープア一歩手前の

生活に苦しむことになるなんて、、、知れば卒倒するかも知れん。

今にも折れそうな程細い両の足は自らの重みを支えることさえできず、

崩れ落ちる俺@小学生。

確かにその光景は涙を誘うかも知れんが、自尊心は粉微塵である。

いかんいかん、小学生の俺にはシゲキが強すぎる。

もう少し長じて、現実の何とやらを理解した頃の俺でなければ、

今の俺の惨状に耐え切れん。



中学生?いかん、まだまだ夢見る夢男だった。

高校生?ダメだ、恥ずかしげもなく青臭いドリーマーだった。

大学生?う~ん、少しだけ現実が見え始めた年頃か。

自分が何者にもなれないかも知れない、

という可能性をほのかに感じ始めた時代だ。

ひょっとして、俺なんて生き物は主人公メカの軽いヒト薙ぎに

あっけなく撃破される敵の雑魚キャラ程度のものなのか?

夢に向かって目を輝かせ、努力という全力疾走を怠らないアイツは、

いつか一廉の人物になるんだろう。

翻って俺はどうだ…?

絵に描いたような堕落学生の俺は…?

的に自己嫌悪と自責の念に駆られ続けた大学時代の俺になら、

今の俺を誇れるかも知れん。

何せ生物としての生命力も気迫も精神力も超絶低空飛行だったし。



いや、ちょっと待て。

将来に対して悲観的な心持ちで日々悲嘆にくれていたあの頃の俺に、

今の俺の現状と現実を包み隠さず詳らかにしたとした、、、ら?

最後に残された自爆用のヒットポイントさえ消し飛びかねん。

そして残された道は、大学中退→引きこもり→ニートというダメルート。

当時の俺に必要なのは

「そんなことないよ、人並みの幸せならお前も頑張ればなんとかなる」

というぐらいの慰みであり労りであり、労いであろう。

それがいかほどの有用性を持っているにせよ、いないにせよ。

おかしい。

目に余る逆風が吹きすさぶ今の俺に少しでも自信を取り戻させたくて、

かと言って誇れる相手もいないから過去の俺に今の俺を誇ろうとしたのに、

何時まで経っても自信を取り戻せる相手がいない。

これはアレか?米軍の罠?(んなわきゃない)



とにかく、この際埃まみれでも構わん。

哀れな俺に、誇りを───。

誇りを求めて去る。

それじゃ。

はいどうも、

何をしても上手くいかないときは気長に寝ていたい、

使用上の注意です。

もうアレよ、何かしてもどうせ裏目に出るんだから、

何もせず寝ながら果報を待とうっていう魂胆。

ただ、そうは問屋が卸すわけもなく。

結局は目の前の案件やら義務やら作業に追われざるを得ず、

結局何かをしなければならない。

それが小市民たるサラリーマンの努めであり勤めであり。

待てば海路の日和があるというよりは、

解雇の通知がありそうな気がする現代社会。

ここまで生きるのが辛いとは思わなかった。



「何のこれしき」って開き直ったり

逆境をバネにこれまで以上のチカラを発揮したり、

猫を噛む追い込まれたネズミのように強靭なメンタルが

この身に宿っていればどんなに良かったか。

襲い来るトラブルをもう、千切っては投げ千切っては投げ。

それなんて言うサラリーマン無双?って感じのスーパーマン。

しかしまぁ現実はやっぱりサラリーマン夢想でしかなく、

重く冷たく強大な現実の前には為す術もなくただただ立ち尽くす、

ことさえ許されず次々と訪れる締め切りやら提出期限やらに追われるしかない。

でもって、とにかく遮二無に我武者羅に脇目も振らず

一心不乱に取り組んでいればいつか事態が好転するかと思いきや、

必ずしもハッピーエンドを迎えるとも限らず。

もっとネガティブに未来をイメージしてみれば

激務に身も心も破壊されて退職→引きこもり→ニート

というダメな黄金ルートに乗る可能性さえ否定はできない。

高所まで引き上げられた我が身の持つ位置エネルギーを、

人生の転落という運動エネルギーに変換するのはいとも容易い選択。

意図するにせよしないにせよ、堕ちるときはあっという間なのだから。



そう考えればよくもまぁ32年と少し、

大きく道を外れることもなくここまでやってこれたもんだと

全く強さも靭やかさも備えさせてくれなかったけれど、

極端に弱いわけでもない体と心を授けてくれた

親に感謝の念が湧き起こっても不思議ではない。

が、今はそれ以上に現実から背を向けず目を逸らさず

何とか逃げずに踏ん張ってきた自分の頑張りを褒めてやりたい。

この苦境が一体いつまで続くのか知る由もないし

知った所でパワーが湧き出るほど単純単細胞でもないオレとしては、

何とか日々を生きるだけの活力を自己憐憫と自己満足と

自己中心的思考で何とか生み出すしかないのであって。

この世に生きる自信を失うということはつまり人生の方位磁針を失うことであり、

自身のアイデンティティを破壊し尽くす程の地震に見舞われるしかなく、

必死で最悪の事態を回避すべくジグザグ行動で走り続けるだけ。



オレという人生の責任者でもあるオレとしては、

総員退艦を命じた所で船と命運を共にするしかないのだから、

最後まで艦長としてあがくしかない。

あぁ、自沈弁でも開こうかしら。

それじゃ。

はいどうも、

早々に毎日更新を諦めた、

使用上の注意です。

何つーか、飽きた(暴言)。

というか、クソ忙しいのに

なぜか書きたい欲求がムクムクと頭をもたげ、

ムラムラしてしまったのでシコシコと駄文を量産してしまったのが、先月。

と、こう書くと何だか卑猥な響きが禁じ得ないのは気のせいか。

間違っても「カキたい」でググったり、

「ムクムク」と頭をもたげたのは何かと尋ねたり、

「ムラムラ」するの意味を深く追求したり、

「シk(以下自粛)。

一体何を言っているのだろうか、オレは。



そういえばこのブログ、一貫して下ネタは扱ってこなかった。

そして多分この先も、直球ど真ん中の下ネタは取り上げないと思う、多分。

そこに理由らしい理由も見当たらないけど、

気づけば意外と純情ブログに仕上がっている感じ。

あえて理由を付けるとするならば、

やはり筆者の高潔無比な人格のなせるワザかと

一人ブランデーでも傾けながら悦に浸って、

心地良い(自己陶酔という)酔いに身を任せたい。

いやはや、意外と意外に清廉潔白なお人柄だったのよ、オレ。

たまにはこんな酔い方も悪くない。

日頃のストレスにささくれだった心が、

琥珀色の液体(=自己陶酔)に癒されていく…。



ところが、そんなオレを現実に引き戻すあるエピソードが唐突に思い浮かぶ。

「○○先輩って、絶対ムッツリっすよね」

「普段はクールぶってますけど、絶対オンナ好きでしょ?○○先輩は」

忘れもしねぇ。

高校時代の後輩、ナカ○ワに言われたヒトコトだ。

大体、絶対君主であらせられる体育会系・弓道部の

先輩様に対して何たる暴言。

日頃温厚で鳴らしたオレだからこそ貴様の命は永らえたものの、

恐怖の大王として知られたイ○オの耳に入った日にゃぁ、

絶命ものですよ?

まったく、これがゆとり世代ってやつかい?(違う)。

何だか思い出し怒りがふつふつと湧いてきてしまった。

くそぅ、ナカガ○め。

オレの癒しを返しやがれ。



で、その○カガワの無礼なツッコミは正しいのかだって?

そりゃぁまぁ、ねぇ?

私とて一人の健全な成人男子(当時は高校生)ですから、

それなりにアレをソレするエネルギーに満ち溢れているワケでして。

かといってそれを臆面もなくさらけ出すなど愚の骨頂。

普段は素知らぬ顔でしれっと接しつつも、

時が来れば秘めた闘志をメラメラと燃やして、、、

一体何を言っているのだろうか、オレは。



う~ん、色々溜まってるんだろうな、俺も。

いや、ストレスとか不満とか不安とかが溜まってるのであって、

断じてソッチじゃないよ。

よし、気分転換に、残業しよう。

期せずして残業の正当化に成功したので、

大人しく仕事に戻ろうとして去る。

それじゃ。

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