はいどうも、

























仕事大好き

使用上の注意です。



という訳で本日の戯言は「類は友を呼ぶ。」である。

久し振りに硬い文章を書いてみたので、

興味のない方は華麗にスルーして頂きたい。



1月20日付の毎日新聞にこんな記事があった

現在の所、我が国の法制上憲法改正には国民の承認が必要である。
憲法第96条

が、そのためには国民投票制度が必要であり、

かつそれを実行する為の法律が必要である。

ところが現行法制に於いてその様な法律は存在しない。

つまり、現状では憲法を改正する事は出来ない。



この事は“憲法を改正するべきか否か”という

問題とは全く次元が異なる。

憲法改正の必要性と可能性は異なる議論なのである。

改正すべきにせよそうでないにせよ、将来改正されるにせよ

されないにせよ、改正する方法が担保されていない法律は

いずれ時代の変化に対応し切れずに無用化するのが目に見えてる。



これを“法の不備”、“立法の不作為”と呼ばずして

何と呼ぶのか、問うてみたい。



言い換えれば、立法を担う国会議員の職務怠慢であり、

有り体に言えば“給料泥棒”である。

にも拘わらず社民党と国民新党は

国民投票法案に反対するという。

とは言え、社民党はその党是に“憲法改悪反対”を

掲げている以上、その頑迷固陋さに呆れはするが、

或る意味筋の通った行動だと言えなくもない。



しかし、国民新党の行動にはもはや言葉もない。

ニュース原文にもある通り、亀井氏は

わが党は改憲の立場に立つが、
 自民党新憲法草案を成立させるための
 国民投票法案を慌ててやる必要はない


などと発言している。



これを党利党略と言わずして何という。

自分達を追い出した自民党憎さの余り

政策思想的に正反対の政党と手を結び、

しかもその事を恥もなく公言する。

彼の様な人物が大手を振って“政治家”を名乗る。

この一時を以てしても、

現在の日本が抱える問題の根深さが想像できる。



彼を始めとする国民新党に票を投じた有権者は、

己の不分明を恥じるべきであろう。



それじゃ(#゚Д゚)/~~