はいどうも、

引越をしてネット環境が失われた、

使用上の注意です。

早急に契約を結ばねば、ねばねば。



というワケで本日の戯言は「8月のまとめ。」。

それでは早速。



8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2399ページ

サウスポー・キラー (宝島社文庫)サウスポー・キラー (宝島社文庫)
物語の背景設定や主人公のキャラ設定が絶妙。現実味あふれる登場団体、出来事をベースに進む物語で感情移入のしやすいフィクションにまとまっている。そこに加えて魅力的な主人公。+どんでん返し。プレイ描写やミステリとしての深さは物足りないが、ニヒルでひねくれた主人公が悪戦苦闘するタイプのストーリーが好きな方にはオススメ。
読了日:08月31日 著者:水原 秀策
99%の誘拐 (講談社文庫)99%の誘拐 (講談社文庫)
「疾走する孤独」に偽りなし。タイトルに惹かれて購入したが、正解だった。冒頭のくだりがややだれるも、それが終わるとグイグイ引き込ませる描写が続く。そして20年前の作品とは思えない程の電脳誘拐劇に感嘆した。よく練られてるよね、っていう。ラストも深い余韻を残す終わり方で個人的に好感。オススメです。
読了日:08月29日 著者:岡嶋 二人
あぁ、阪神タイガース―負ける理由、勝つ理由 (角川oneテーマ21)あぁ、阪神タイガース―負ける理由、勝つ理由 (角川oneテーマ21)
イチファンとして、耳の痛くなる話&目から鱗のオンパレード。えぇ、我々ファンは選手を甘やかしてきましたよ、多分。っていうね。ただ、野村監督個人の組織論やプロフェッショナル論、人間論はそのまま若手社会人に読ませたいほどの内容だと思う。やはり一つの道を究めて功成した男の話は深みがあって面白いわ。・他己評価至上主義、・非難されて一人前、・PDCAサイクル、・チームのためのジブンetc…当たり前なんだけど、徹底できてないジブンに反省しつつ読了。
読了日:08月14日 著者:野村 克也
陰の季節 (文春文庫)陰の季節 (文春文庫)
警察小説なのに、刑事が主人公じゃない点が新鮮。全部で4つの短編が収録されていて、そのどれもが警察機構の管理部門に所属する人物にスポットが当たっている異色の短編集。そして彼らに共通するのが“組織保全”と“自己保身”ってのが面白い。物語の構造としては主題の提示、伏線、+人間ドラマ、解決編、とワンパターンながら、引き込まれる描写・展開・構成は流石でした。サクっと読めるのでオススメ。
読了日:08月14日 著者:横山 秀夫
ママの狙撃銃 (双葉文庫 お 23-5)ママの狙撃銃 (双葉文庫 お 23-5)
一言で表せば、『過去との対決。そして決別』かね。女性の色々な顔、妻として、母として、女として、の中に埋め込まれた「暗殺者」としての顔…。っていうミスマッチさが面白さのポイントなんだろうけど、全体的に低調な出来。設定が突拍子過ぎて感情移入しきれない。荻原節は楽しめるし、荻原ワールドは健在なのにねぇ。個人的にはコーヘーがショボすぎてげんなり。
読了日:08月13日 著者:荻原 浩
幻の女 (角川文庫)幻の女 (角川文庫)
本格派ハードボイルド・サスペンス大長編。700ページ超は伊達じゃない、みたいな。何も言わずに去った元恋人と、5年ぶりに再会した翌日に彼女が殺された。冒頭の設定から引き込まれ、彼女の正体や殺された理由などの“謎”を、主人公の傷から葛藤からトラウマから何から何まで描きつつ追いかける追いかける。乱暴にまとめれば35才バツイチ男の自分探しなんだけど、設定と伏線と展開で引き込む引き込む。長さをあまり感じさせない良作でした。
読了日:08月03日 著者:香納 諒一

読書メーター




今月はまぁまぁ読んだ方じゃないかい?

引越やら何やらかんやらで忙しくしつつも。

それでも全然少ないんですケドー。



今月のオススメ

サウスポー・キラー (宝島社文庫)サウスポー・キラー (宝島社文庫)
著者:水原 秀策
主人公のキャラが、オレそっくり。



このカテゴリの他の記事はコチラから。

それじゃ。

30才までに転職したい人はクリック!

848f8489.jpg