はいどうも、

ナニを思ったか連日更新なんて挑戦してみたら、

1週間ももたずに早速書きたいコトがなくなってきた、

使用上の注意です。

浅い、浅いぜ俺の“底”。



とはいえ、これまで数々の企業を立ち上げた

業界の風雲児として世間を賑わせたこともなく、

逆に猟奇的事件を起こした残虐非道の殺人犯として

世情を乱したこともないこの俺としては、

こうして全世界に何かを発信するべき言葉を

持たないといってそう悲観する必要はない、ハズだ。

だって所詮はイチ庶民。

ナニを語れと言うのか。

昨日ナニを食べたとか先週ナニを読んだとか、

先月ナニに感動したとか去年ナニを決意したとか、

イチ庶民の生活に誰が興味を持つというのだろうか。



そんなものはわざわざ探すまでもなくアナタのすぐそばにある。

ほら、本当の宝物は探して見つかるもんじゃないんだ。

まず、探すのを止めてごらんよ。

家の庭に止まっているから、幸せの青い鳥が。

カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに、

まだまだ探す気かい?それよりボクと踊りませんか?

夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?

ううっう~。



やはり陽水は良いコトを言う。

「床に転んだ老婆が笑う」とか「(テレビが寒さでおかしくなって)

とても醜いあの子をぐっと魅力的にしてすぐ消えた」とか、

やっぱりクスリでもやってんのかと思わせつつ

おかしくなってるのはアンタの頭の方じゃねぇかと思わせつつ、

さりげなく人生の要諦を織り込む作詞センス。

俺も陽水のようにクスリでもキメれば作詞活動に励めば、

少しは語るべき言葉を見つけることができるのだろうか。。。

いや、ない(絶望的反語表現)。



思うに、語るべき言葉を持っているか否かは恐らく、

それまでの人生経験とそれに対する考察をどれだけ

積み重ねてきたかによる、のではないだろうか。

つまり、この時点で語るべき言葉を持たない人はたぶん、

それまでの人生をただ何となく過ごしてきただけなんですよ!

ほら、そこのアナタ!ご自分の胸にそっと手をあてて

黙して静かに己の半生を振り返るが良い!

そこに語るべき言葉はあるか?!

声を大にして世の衆生に伝えるべき想いはあるか?!

胸の内からほとばしる熱いパトスはあるのか?!

ないだろう?

ないだろう?

ないはずだ。

ないと言って下さい。

あってたまるかってんだ。



こうして思う存分小物っぷりを露呈しては、

自らの墓穴を掘り続ける。

それが俺の生き様。

己の器の小ささに悩む諸兄、ご安心召されよ。

ここに諸兄ら以上に器の小さい男がいる。

上には上がいるように、下には下がいるのだ。

私は叫ぶ。

語るべき言葉を持たない小物に幸アレ。

微妙に悲しくなってきたので涙目で去る。

それじゃ。