はいどうも、

今日は特に何も言うことがない、

使用上の注意です。

まぁいつも特に何も言ってないんだけれど、

今日はいつも以上に内容がないペラッペラのエントリだ、

と、そう理解して頂ければ概ね問題ない。

「それでも良いぜ!」と仰って頂ける奇特な方がいれば、

ぜひ最後まで堪能して頂こう。

使用上の注意こと俺がお届けする、

めくるめく三半規管直撃テキストを。

いわく、混乱しすぎて頭がクラクラする。



それにしてもまぁ世間には名文の書き手がいるもので。

そりゃまぁ文筆で飯を食っていらっしゃりやがる作家先生は当然としても、

名も無き市井の民ですら玄人裸足の逸文を紡いでいるわけで。

内容についても、新たな発見に心からの共感や肝に銘じたい教訓、

はたまた鋭い分析などなど、などなど、

様々な角度から読み手を唸らせてくれる楽しませてくれる。

というか、たとえ内容が薄かろうと濃かろうと名手の文章は

“先を読ませるチカラ”が半端ねー。

何を言いたいのかがよく分からなくても、

言葉のチョイス・センス・ミックスにニヤリとさせられ、

ついつい先を読まされるスクロールさせられる。

そんなブロガーが掃いて捨てるほどいる国。

それが日本という国です。



と、改めて書いてみるとやっぱり変な国だよ、我が国は。

資源も国土も何にもないちっぽけな島国に、

世界最古の小説とエッセイが同時代に誕生するという奇跡。

ある意味世界最古のネカマと言えなくもない一人の男が、

女性口調女性文体で女性になりきって作品を書いてしまう変態さ。

神職の家に生まれて神社へ就職するも出世に失敗したからといって

仏教徒になり、世の由無し事をノンジャンルで書き綴った無節操さ。

その100年後、ちゃっかり神職→出家という同じコンボを決めて

同じようなエッセイをのんべんだらりと書いてしまうブラッシュアップ精神。

エッサホイサと裸身に近い人足が駕籠に偉いさんを乗せて走ってるその横で、

子どもたちが寺子屋に通って読み書き算盤を習う勤勉さ。

幕末に日本へやってきた西洋人はみな、

そこに住まう小さなこ汚い原住民の識字率の高さに驚いた、らしい。

「日本人読ミ書キ出来スギワロタ・・・」

と言ったとか、言わなかったとか。

それに戦後、GHQが日本語を廃止して英語を公用語化しようとしたときも、

その識字率の高さから実現を断念したというエピソードもある。

そう考えたら俺だって“文字大好き日本人”という

偉大なる先達の血を引いてるわけだから、

下手な文章を書こうもんならご先祖様に顔向けができない。



…。

いつもごめんなさい。

それじゃ。