はいどうも、

ガラスのハートを持つと同時にガラスの肉体を持つ、

使用上の注意です。

他にもガラスの脳みそとガラスの洞察力とガラスの論理力と、

とにかくまぁ全体的に脆い。

だから、だからこれ以上仕事をさせないでください。。。



とにかく、だ

生まれながらの体の弱さを誇るオレが

“健全なる肉体に健全なる魂が云々”との格言に従えば、

生まれながらの心の弱さを誇らざるを得ず。

そこに授けられた脳みそも生まれながらの弱さを誇ってしまい、

脳みその能力に依存する洞察力も論理力もやはり、弱い。

こう弱い弱いを連呼していると、

もはやオレって人類の進化から淘汰される側なんじゃねーのかと、

我ながら己の行く末を悲観したくもなる。

もちろん、屈指の弱さを誇るオレだって

それなりに長所や武器や強みを持っているからこそ

32年ほどの生存を許されているわけであるからして、

そもそもの生命維持さえ危うい水準に比べれば

過分に恵まれた境遇にある。

が、しかし。



この国の資本主義社会において、

弱い個体は現代社会で人並み以上の成功を手に入れるのが難しい。

なぜなら、成功の定義にもよるが、

並み居るライバルをごぼう抜きに抜き去って

人並み以上の成果と成功を手に入れるためには

人並み以上の努力と能力が必要なのだから、

その努力に耐えうる肉体的・精神的頑健さはもはやマスト・アイテム。

加えて頑健さをベースとしてもそこに明晰さや思考力がなければ

ハンドルを装備していない自動車のごとく暴走する他ない。

従って人並み以上の健康な肉体と健康な精神と頭脳の3つが揃って初めて、

人並み以上の成功を手に入れる、ための挑戦権を手に入れる、

と言えなくもない。



しかるにオレの場合。

幸いなことに大病を患ったこともなければ

入院の経験もないが無理も効かない、身体。

関係各方面からの心ない叱責を前にして滂沱の涙を流す、

ほどではないがちょっと何かあればすぐに凹む、メンタル。

1を聞いて10を知る程の目から鼻に抜けるほどではなく、

1を聞けば良くて6、悪くても3ぐらいは分かる程度の頭脳。

弱肉強食のこの現代資本主義社会で、

その身を預けてよって立つにはあまりにも心細いスペックだ。

しかも悪いことに、生まれつきの運のなさも標準装備。

そこそこの肉体にそこそこのメンタルとそこそこの頭脳、

そして不運という星。

これでどう戦えと?



ただ、どう戦えなくても戦うしかない。

勝てずしても負けるわけにはいかない。

それしかない。

だって、まだ生きたいんだもの。

何だか後ろ向きなんだか前向きなんだか、

よく分からないトーンで意気揚々と去る。

それじゃ。