はいどうも、

クリエイティブの未来はどっちだ?

使用上の注意です。

いや、まぁそんな大上段に構えても大した結論は持ちあわせていないんだけれども。

もっとこう卑近な、身近な、身の回りの世界に限定して、

クリエイティブ業界を志す学生諸君に伝えたい。

そんな気分。



ちなみに前回は、取り敢えず最近は制作物の相場が右肩下がりを続けていて、

過去水準の売上を計上するには量をこなすしかなく、

結局心と体をすり減らして現状維持が精一杯、というのが現実だ。

という話をしてみた(つもり)。

クリエイティブの現実 ~絶望編~」。

だからこそ軽い気持ち(例えばカッコ良さそうとか華やかだとかいう理由)で

クリエイティブ業界を目指す学生には、「やめとけ」と言わざるを得ない。

ただ、それではあんまりにもあんまり。

そして同じ事は自分自身にもいえるのであって、

ここで何とかしないと徐々に茹でられていくカエルのごとく、いつの間にか死ぬ。

それはいかん。



正直、世の先達たちがとっくの昔に導き出した結論ではあるのだが、

結局は「高付加価値路線」に転轍しなければ生き残れないんだろうなぁ、と思う。

だって、コスト競争は無限の広がりを持っているのだからして、

単純な体力勝負で最大手に勝てる道理はない。

だからこそライバル企業には実現できない何かを付加して、

相場よりも高い金額でも発注してもらえるようになるしかない、きっと。

こうやって改めて書いてみると本当に普通だなぁ、これ。

まぁ良い。

とにかく身近なクリエイティブで考えてみよう。



自分がこの仕事をしていて気持ち良い瞬間のひとつ。

それは、担当者の「他の企業より高いけど○○さんにお願いします」

っていう言葉を聞いたとき。

あ、○○には俺の本名が入る。

ここにきてさらにベタな展開だなぁと思うけど、まぁ良い(2回目)。

競合企業にはない自社(あるいは自分)オリジナルの価値を乗せられるか。

それが生き残りのカギだと思う。

他の人より熱心、他の人より分かりやすい、他の人よりかしこい、

他の人より本質的、他の人より論理的、他の人より面白い etc…

別に何でも良いんだよ。

ただ、それが「ほとんと同じだけど強いていうなら」レベルだとまずい。

明らかに競争相手を圧倒する程度に、上回る必要はある。



ここまでを踏まえて、クリエイティブに挑戦したい、

広告業界に就職したい学生(その他の若人)に告ぐ。

どんなに優れたクリエイティブ能力も、仕事にならなければ無価値だ。

お金を産まない限りキミたちの能力は会社にとって必要ない。

だからこそクリエイターになりたいのなら、人間力を磨き給へ。

そして人一倍勉強して、人一倍遊んで、人一倍努力し給へ。



相場の下落に対抗するには量をこなすしかない。

それがイヤ(あるいは無理)なら付加価値を高めるしかなく、

そのためには人一倍努力しなきゃならない。

そう、結局クリエイターはしんどいのよ。

それを楽しめる(自信がある)なら、エントリーどうぞ。

個人的には、オススメしない。