はいどうも、
残業代ゼロ法案、
いわゆるホワイトカラーエグゼンプション、
つまり高度プロフェッショナル制度と聞くと、
どうしてもネガティブな印象を抱く、
使用上の注意です。
だってねえ、ほら。
もちろん政府や経済界の言い分にも一理ある、とは思う。
もし仮に残業代が必ず支払われると保証されれば
一部の不届き者が用もないのに会社に居座り、
だらだらと仕事をする振りをする、なんて容易に想像できるから。
これはもう、実体験として分かる。
そして国全体が右肩上がりで成長を続けていて余力がある状況ならばまぁ、
1億歩譲ってそういう輩の存在も許容されよう。
だって頑張れば頑張った分だけ自分の給与が増えるんだし。
ところが現実はさにあらず。
GDPの年率成長がコンマ数パーセント上がった下がったで
上を下への大騒ぎな我が国の現状において、
何もしてない不良社員にのんべんだらりと残業代を与える余裕などないわけで。
乾いた雑巾をさらに絞り込んででも利益を確保することで
何とか経済成長を遂げようとしているのであるからして、
怠け者の残業代に自らの稼ぎが費消されるなど言語道断。
自分が定時で120の成果を挙げたとしても、
長時間残業で80の成果しか挙げられないクソ社員に支払う残業代のせいで
会社の業績が落ち込めば最終的な対価が減ってしまう。
そうであれば“岩盤規制”と称される労働分野においても
改革の大鉈が振るわれるのもある程度仕方がない、のではないかと。
そう愚考してみたり。
ただ、とはいえ、だ。
はいそうですかと高度プロフェッショナル制度を首肯してしまうと、
袈裟の下から鎧がチラリ。
例えば、政府が想定する案に沿って考えても…
・希望しない人には適用しない
会社「キミ、来期から高度プロフェッショナル制度対象ね」
ボク「え、ちょっと不安です」
会社「嫌なら異動だね」
ボク「…」
・年104日の休日取得
会社「成果に比例して給与を支払うよ」
ボク「その目標数値は休みなしで働いても、ほぼ達成不可能かと」
会社「休日は104日あるから休んでね、休んでるね、休んだね」
ボク「…」
・1ヶ月の在社時間に上限
・終業から翌日の始業までに一定時間の休息
会社「1ヶ月に○○時間以上在社しちゃダメだよ、明日まで休んでね」
ボク「え、でも間に合わない」
会社「帰ってね。帰ってるね。タイムカード切ったね」
ボク「…」
とかいうのが日本のそこかしこで起こりそうな気がするのであって。
もちろんこれは勝手な妄想であるから、
会社側の発言が何らかの法に触れる可能性はあるけれど気にしない。
ってか、労働時間を減らしたい、家庭と仕事の両立を支援したい、
という政府の大義名分が本音なら、残業代を3倍増し+支払いを義務にして、
「残業させるぐらいなら納期をずらした方が安くつく」
「だらだら残業は許さず帰らせよう(きちんと管理職が管理しよう)」
って雇用主(&管理職)に思わせる方が良いと思うんだよなぁ。
とか、まぁ、ぐだぐだと思ってみたりしたけれど、
今の年収テーブルから考えて、
自分が対象になることはないんだけどねー!
それじゃ(悔し涙
残業代ゼロ法案、
いわゆるホワイトカラーエグゼンプション、
つまり高度プロフェッショナル制度と聞くと、
どうしてもネガティブな印象を抱く、
使用上の注意です。
だってねえ、ほら。
もちろん政府や経済界の言い分にも一理ある、とは思う。
もし仮に残業代が必ず支払われると保証されれば
一部の不届き者が用もないのに会社に居座り、
だらだらと仕事をする振りをする、なんて容易に想像できるから。
これはもう、実体験として分かる。
そして国全体が右肩上がりで成長を続けていて余力がある状況ならばまぁ、
1億歩譲ってそういう輩の存在も許容されよう。
だって頑張れば頑張った分だけ自分の給与が増えるんだし。
ところが現実はさにあらず。
GDPの年率成長がコンマ数パーセント上がった下がったで
上を下への大騒ぎな我が国の現状において、
何もしてない不良社員にのんべんだらりと残業代を与える余裕などないわけで。
乾いた雑巾をさらに絞り込んででも利益を確保することで
何とか経済成長を遂げようとしているのであるからして、
怠け者の残業代に自らの稼ぎが費消されるなど言語道断。
自分が定時で120の成果を挙げたとしても、
長時間残業で80の成果しか挙げられないクソ社員に支払う残業代のせいで
会社の業績が落ち込めば最終的な対価が減ってしまう。
そうであれば“岩盤規制”と称される労働分野においても
改革の大鉈が振るわれるのもある程度仕方がない、のではないかと。
そう愚考してみたり。
ただ、とはいえ、だ。
はいそうですかと高度プロフェッショナル制度を首肯してしまうと、
袈裟の下から鎧がチラリ。
例えば、政府が想定する案に沿って考えても…
・希望しない人には適用しない
会社「キミ、来期から高度プロフェッショナル制度対象ね」
ボク「え、ちょっと不安です」
会社「嫌なら異動だね」
ボク「…」
・年104日の休日取得
会社「成果に比例して給与を支払うよ」
ボク「その目標数値は休みなしで働いても、ほぼ達成不可能かと」
会社「休日は104日あるから休んでね、休んでるね、休んだね」
ボク「…」
・1ヶ月の在社時間に上限
・終業から翌日の始業までに一定時間の休息
会社「1ヶ月に○○時間以上在社しちゃダメだよ、明日まで休んでね」
ボク「え、でも間に合わない」
会社「帰ってね。帰ってるね。タイムカード切ったね」
ボク「…」
とかいうのが日本のそこかしこで起こりそうな気がするのであって。
もちろんこれは勝手な妄想であるから、
会社側の発言が何らかの法に触れる可能性はあるけれど気にしない。
ってか、労働時間を減らしたい、家庭と仕事の両立を支援したい、
という政府の大義名分が本音なら、残業代を3倍増し+支払いを義務にして、
「残業させるぐらいなら納期をずらした方が安くつく」
「だらだら残業は許さず帰らせよう(きちんと管理職が管理しよう)」
って雇用主(&管理職)に思わせる方が良いと思うんだよなぁ。
とか、まぁ、ぐだぐだと思ってみたりしたけれど、
今の年収テーブルから考えて、
自分が対象になることはないんだけどねー!
それじゃ(悔し涙